今回は、物理メモリ情報を取得してみます。
物理メモリ情報を取得する
WMIを使用して物理メモリの総容量を取得する
今回はWin32_PhysicalMemoryクラスを使用します。
以前作成した関数に検索クエリーを渡し、情報を取得します。
SELECT Capacity FROM Win32_PhysicalMemory
// 取得したいプロパティをクエリーで指定する
var query = "SELECT Capacity FROM Win32_PhysicalMemory";
var props = getWMIProperties(query);
var total_memory_size = 0;
for( var i = 0 ; i < props.length ; ++i ){
var memory = props[i];
total_memory_size += memory.Capacity;
}
Win32_PhysicalMemoryクラス
Win32_PhysicalMemory には他にも多くのプロパティが存在します。
説明 | プロパティ名 | 参考値 |
---|---|---|
名前 | Name | 物理メモリ |
容量 (バイト) | Capacity | 4294967296 |
物理メモリの速度 (ナノ秒) | Speed | 1600 |
ソケットまたは回路版のラベル | DeviceLocator | ChannelA-DIMM0 |
詳しくはSELECTに「*」を指定しデバッガーで止めてプロパティを確認した方が確実です。
参考リンク
WMI Fun !! : Win32_PhysicalMemory
http://www.wmifun.net/library/win32_physicalmemory.html
MSDN : Win32_PhysicalMemory class (Windows)
https://msdn.microsoft.com/en-us/library/aa394347(v=vs.85).aspx